書店に並んでから10日足らずですが、コンセプトブック「原初的な未来の建築 Primitive Future」(INAX出版)の増刷が決まりました!。ご購入いただいた皆さん、ありがとうございます。多くの人に買っていただけているというのは、うれしいですね。
青山ブックセンター本店では、他のすべてのジャンルの本をあわせた先週のランキングで、4位だったそうです。これもまたうれしいニュースです。
昨日はモンゴルで、ラクダと馬に乗ってきました。
オルドスから車で40分くらいのところに砂漠があり、そこでラクダと馬に乗れるのです。
砂漠というところに来たのは初めてでした。(先日のブログで敷地が砂漠だったと書きましたが、本物の砂漠に比べると、敷地は砂漠になりかけの草原、ですね) 砂漠というのは恐ろしいところですね。砂と空だけのランドスケープがどこまでも続いていて、すごく不思議、というか、異様な感覚。
どうしてなのだろう、たぶんそれは、砂漠には時間というものが存在しないからではないか。
砂というのはモノが最終的に行き着く存在で、それ以上にどうなるということはない。そして砂漠の地形も、風によって変化はしているけれど、その変化に方向性がまったくない。つまり時間の経過で成長するわけでもなく、なくなっていくわけでもない。ただ変化しているというだけ。だから砂漠の真ん中でラクダの背中の上に乗って周りを見渡していると、空間はあるはずなのに、時間はまったく存在しない。僕は「原初的な」という言葉が好きで、今回の本でもタイトルに使っていますが、砂漠には原初も未来もない。そもそも時間がない。そういう異様な場所なのです。
ラクダは乗り心地が良いということがわかりました。。でもくさかったです。
馬は危険な乗り物だということがわかりました。突然暴れだして、いわゆるロデオというのでしょうか、そういうことになっていました。でもモンゴルで馬に乗れてよかった。
ART iT のウェブページに、「川俣正〔通路〕」展の評を書きました。
http://www.art-it.jp/review_detail.php?id=66
アートの評ですが、建築の世界にも同じようなことが起こっているはずで、なので建築サイドから読んでも面白いものになっていると思います。
