ちょっと遅くなってしまいましたが、宇都宮で伊東さん、藤森さん、西沢大良さんとご一緒させていただいたSUMIKA projectを特集した本が、新建築社から出版されました。

 

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各プロジェクトの紹介だけではなく、豪華なメンバーでの本音の対談がたくさん載っていて非常に充実しています。

個人的には、植田実さんのコメントに、自分のプロジェクトの新しい面を発見させられました。

 

GA JAPAN 98 (5-6月号)の中のSTUDIO TALK という連載に取り上げていただきました。

 

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かなり長いインタビューが掲載されています。僕たちの事務所の雑然とした風景、最近のプロジェクトの模型なども掲載されています。同じ号に、先日敗れ去ったオスロの図書館のコンペ案も掲載されています。

スペインのGGからの依頼で準備していたモノグラフシリーズ「2G」 が、ようやく今月には出版されます。南洋堂では予約受付が始まったそうです。GAでも取り扱ってくれるとのこと。発表されていないプロジェクトも載っており、今の段階での全貌をまとめてあります。

伊東さんに書いていただいたイントロダクションは、日本語になっていないだけに貴重なテキストです。Julian Worralさんに書いていただいた藤本論も、面白いです。

テキストが英語とスペイン語だけなのがちょっと残念ですが、ぜひご覧いただければと思います。

リスボン

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リスボンに5日間滞在。

メインは展覧会のオープニングとレクチャー。

レクチャーはリスボンの街の雰囲気故か、とてもリラックスしてでき、お客さんも立ち見が出るほどで来てくれていた。日本の伝統に関する質問が出たりして、僕にとっても充実した時間だった。

その前後で、リスボンから日帰りで行ける、オビドス、シントラ、モンサントという小さな村を訪ねる。どの村もとても美しく、乱雑で、秩序立っていて、坂が多く、歩き回って楽しい。そしてどの村もそれぞれ昔の城壁や城跡が残っていて、城壁好きの僕にはとても刺激になった。

モンサントという村は、奇妙な丸っこい巨岩の間に人が住み着いているような住居が有名な村で、それ自体面白いのだが、その山の山頂に、打ち捨てられた城跡が残っていて、それが感動的。

昔故郷の大雪山に上った時に見た無限の時間の風景に似ていて、その大雪山は、たしかアイヌ語で「神々の庭」を意味する名前を与えられていたと思うのだけれど、まさにこのモンサントの城跡は、そんな神々の庭、という風景だった。

リスボン市内もいろいろ見て歩き、食べ、堪能。

今はフランクフルトの空港。帰国すると怒涛の締め切りが待っていて、しばらく休めそうにない。

ポルトに来ています。

ハノーヴァーで住宅を建てたいという話があり、敷地を見に行く。美しい場所。お施主さんも楽しい方々で、もちろん僕たちの提案次第なのだけれど、うまくいってほしいプロジェクト。

翌日デルフトに。

デルフト工科大に呼んでいただいて、エンリケ・ウォーカー氏と、それぞれレクチャーのあと対談。デルフトは美しい街で、いろいろと見て歩きたかったが今回は一泊のみ。またぜひ来たい。

レクチャーの前にロッテルダムのOMAに立ち寄る。

翌日ポルト。

6月1日からリスボンで日本人建築家の展覧会が始まる予定で、そのオープニングとレクチャーのためにポルトガル入り。リスボンに行く前に、ポルトに立ち寄った。

2月にレクチャーでポルトに来ていたが、ほんの半日しか街を見ることができなかったので、今回あえて予定を詰めてきましたが、来たかいがありました。

シザの主だった建築を見て回りましたが、その豊かさに深く心動かされました。そしていろいろと考えさせられるものもあり、さまざまなアイデアも浮かんでくる。

ポルトの街も、とにかく坂が多くて大変だけれど、楽しく歩き回っている。とても美しい街です。

明日、リスボンに向かう予定。

それにしても、ポルトガルは温かい、というか暑い。

ハノーヴァーは結構肌寒く、デルフトも夜になると冷え込んでいたけれど、こちらはものすごい暑さと日差し。そして夏時間で夜9時でも明るい。そんな中をかなり体育会系に歩き回っています。

去年大分に竣工したHouse N がアメリカの建築雑誌 Architectural Record の4月号の表紙になりました。

4月号は、毎年、その一年に世界でできた住宅の中から10作品前後を選んで掲載している号で、非常に光栄です。

また、イギリスの Architectural Review 誌の4月号にも、同じくHouse N を掲載していただきました。

バンコク以降、書いていなかったですね。

メルボルンでも一緒だったデンマークの若手建築家BIGのビャーケと同じ飛行機、隣の座席で、バンコクに向かう。ビャーケのレクチャーは、去年フィンランドでも見て、今回バンコクでも見ましたが、日本の建築とはある意味で対局で、非常に面白く、刺激になります。そのあたりの違いについては、またどこかで書いてみたいと思っています。

ともかくも、レクチャーも終わり、バンコクを数日見て回りました。

船上市場や、レイルウェーマーケット、バラックのような家々、ジャングルのような地域など。

去年ハノイに行った時にも思ったのですが、アジアの熱帯では、人間と植物が、建築を食いつぶしながら生きている。生き物は日々更新されるけれども、建築物は更新されないので、否応なく朽ちていく。ハノイではその朽ち方がかなり終末的だったけれども、ここバンコクでは、朽ちることで、建築と人々の生活と植物と、犬も、通りの活気も家の中の居場所も、すべてがうまく溶け合って融合している。そのさまは、統合体だけが持つ美しさでした。

最終日にはバンコクの北にあるアユタヤという遺跡の街に行き、終日自転車をこぎながら遺跡めぐり。夢のような、不思議な光景でした。

帰国後数日して、以前にも書いた北京の展覧会のオープニングに参加。

帰国後、長崎のレクチャーに参加。

長崎は初めて訪れたのですが、坂と階段の街はとても面白かったです。一日しか居られなかったのですが、軍艦島にもご案内いただき、満喫しました。

昨日メルボルンでのレクチャーを終えて、今日もなにかシンポジウムのようなものがあるようですが、今晩の飛行機でバンコクに向かいます。

レクチャーは、おかげさまで好評をもって迎えられて、オースロトラリアの人々にも、伝わった気がします。

今回のコンファレンスには、BIGのビャーケやメキシコのタチアナ・ビルバオ、インドのスタジオ・ムンバイ、アレハンドロ・ザエラ・ポロ、フランク・ゲーリー事務所のパートナーであるエドウィン・チャンなどが集まっていて、ともかくも楽しくやっています。

ビャーケは、今晩の同じ飛行機でバンコクに向かい、バンコクの同じイベントでレクチャーをするらしい。

帰国した翌週には、北京で展覧会が始まります。

災害時などの非常時建築を提案して、美術館の中に1-1スケールで実際に作って展示する、というもので、坂茂さんをはじめ、世界各国から10組くらいの建築家が招待されています。

今年は、いまGA ギャラリーで開催しているGA HOUSES のプロジェクト展をはじめとして、先日のミラノ(展覧会とい言っていいのか)、5月の北京、6月にはリスボンで展覧会があり、8月には日本で、9月には韓国の展覧会に招待していただいていて、11月ギリシア、12月もどこか、という感じで、いろいろな国のいろいろな形の展覧会に参加する予定です。

今回の北京のものも、普段の僕たちのやっていることから大きな飛躍が求められ、しかし同時に、ある種のプリミティブな建築の在り方の模索でもあり、刺激的でした。

現地で人海戦術で制作が始まっているはずです。

 

久しぶりに書きます。

この2週間、ミラノに入ってLexusの展示をやっていました。

こういうのを、リアルタイムでブログに書いていけばいいはずなのですが、それどころではない感じで、ついつい1か月がたってしまいました。

設営から調整まで一週間ほどかかりましたが、最後の数日で、いままで積み重ねてきたさまざまなアイデア、意味、予兆などが、一つの空間体験へと統合していくさまを体験して、改めて不思議な感慨がありました。

これは、建築を作るのとは、ちょっと違うなと思いました。

むしろ、庭を作ることに近いのではないか。

そして、単に要素を減らしていくという単純化ではなくて、さまざまな寄り道でみつけたアイデアを、レイヤーのように重ねていくことで生まれる、研ぎ澄まされていくような単純化をたどることができた気がしました。

1平米のものを作るのに、最初から1平米に絞るのではなく、100平米位のものを模索しながら、最後にその100平米が1平米に凝縮していく感覚、と言えるかもしれません。

庭に似ている、というのは、明瞭だけれども、無限に奥深く展開する意味合いのレイヤーを重ねていく作業が、なにか、庭的なるものをイメージさせたのでした。

オープンしてからは、さまざまな取材の対応。

それらの一部はネットでも見られるようです。

インスタレーションの写真は

http://lexus.jp/brand/milano2009/

の右下をクリックしてください。

さまざまな国のさまざまなメディアの人と対話をすることで、自分の中でもさらに広がって行きました。

関係者のみなさん、ありがとうございました。

 

ミラノから、メルボルンへ向かいました。

アブダビ経由で、アブダビの航空会社の飛行機。

合計20時間くらいのフライトで、メルボルン着。

こちらで、建築の大きなコンファレンスのようなものがあり、そこでレクチャーをし、対談などもする予定。

以前に会ったことのある建築家も参加していて、今日から3日間、楽しい集まりになりそうです。

その後、タイに飛んで、レクチャーをして、7日に帰国します。

 

昨日から、GA ギャラリーにて、「GA HOUSES PROJECT 2009」の展覧会が始まりました。

僕たちは、今年は、内モンゴルの1000平米の住宅のプロジェクトを出品しています。

http://www.ga-ada.co.jp/japanese/ga_gallery/index1.html

今年は、ギャラリートークが行われます。

上記のホームページに案内がありますが、僕自身も、5月8日19:00からの会に参加しますので、ぜひ見に来てください。

祝 5刷り

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去年の春に出版した著書「原初的な未来の建築」(INAX出版)が、5刷りとなりました。

関係者のみなさん、本を買ってくださったみなさん、ありがとうございます。

本のなかで模型で紹介したプロジェクトが、去年いくつか竣工しましたが、改めて本を読んでみると、言葉と画像の持つイメージは、より広がりを増していると思います。

限定的ではなく、広がりを生み出すマニフェストであってほしいと思います。

 

引っ越し

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14日ミラノから帰国。そのまま阿部仁史さんの出版記念パーティに出席。

お世話になっているナオミ・ポロックさんの著作です。

同じナオミさんの原稿で、HouseNがArchitectural Record 誌の4月号に掲載される予定です。

ミラノの滞在は2泊でしたが、サローネのレクサスの展示の最後の打ち合わせ。

現地で制作しているのですが、職人がかなり盛り上がって作ってくれていてうれしいです。

 

自宅を引っ越しました。学生の頃から中野坂上近辺に住んでいたのですが、事務所の近くに移動。

中野坂上、西新宿5丁目あたりの、小さな木造住宅が密集していてくねくねと路地が入り組んでいる風景は、僕の東京の原風景です。コンセプトブックの中にも書きましたが、その東京のイメージが、僕の建築のひとつの骨格になっています。もちろんもう一つは、北海道の風景。その対極的でありながら共通点がある二つの原風景から、自分の建築が生まれていることを最近実感します。

新しい家は丹下さんの東京カテドラルの近くで、窓から桜が見えます。

地鎮祭

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2つのプロジェクトの地鎮祭がありました。

ひとつは横浜に計画している住宅。

昨年、代官山で開かれた「新潮流」展覧会にもボリューム模型を出していた住宅で、立体的に絡み合う内部空間と外部空間が特徴です。僕たちの実現作としては、初めて曲線を使っています。

このときには、地鎮祭を始めるにあたって、神主さんが、やおら自ら笛を吹き始めました。これは僕にとっても初めての経験で、現代の風景に平安京の人が紛れ込んできたような、不思議な光景でした。

もう一つは武蔵野美術大学の美術資料図書館の新棟、図書館部分です。

この巨大プロジェクトも、いよいよ着工です。

明後日からはまたミラノに行ってきます。